かぶりつくのがもったいない!
千葉の郷土料理が「飾り巻き寿司」に変身

浦安シティプロモーションオフィシャルウェブサイト

Slice of U-life

かぶりつくのがもったいない!
千葉の郷土料理が「飾り巻き寿司」に変身

2月3日の「節分」に恵方巻きを食べる習慣は、今や全国で広く行われるようになりましたが、今年の恵方巻きはちょっとした変化球の手作りにチャレンジしてみませんか。阿部珠美さんは子育てと飾り巻き寿司の公認講師を両立する浦安ママ。美味しくて、子どもから大人までが「あっ!」と驚き、喜んでもらえる「飾り巻き寿司」の魅力と作り方を教えていただきました。

阿部珠美さん
阿部珠美さん

千葉の郷土料理「祭り寿司」から「飾り巻き寿司」の世界へ

-阿部さんが「飾り巻き寿司」を始められたきっかけを教えてください。

阿部:うちの子どもはすし飯が大好きで、すし飯を使ったお料理を色々としてみたいと思っていました。そんなときに当代島公民館で「祭り寿司」の講座があって参加しました。「祭り寿司」は千葉の郷土料理の太巻き寿司のことで、古くから冠婚葬祭などで食されていたそうなのですが、その後は冠婚葬祭だけでなく、人々が集まる際のごちそうとして伝わっています。浦安に住んでいることもあって興味をもち、また和食文化を学ぶいい機会だと「祭り寿司」を本格的に習うようになりました。そのうちに、いろいろな絵柄と味、歯ごたえを大切にした海苔を半分サイズで巻いた「飾り巻き寿司」に出会い、その美しさや楽しさに惹かれて「飾り巻き寿司」を作るようになり、最終的には「飾り巻き寿司」の公認講師の資格まで取ってしまいました。浦安を含めて美味しい海苔、米が千葉にはあります。特に千葉の海苔はしっかりしていて巻き寿司にはぴったりなんですよ。

子どもは楽しくお父さんは興味津々の「飾り巻き寿司」の魅力

-「飾り巻き寿司」の魅力は何ですか。

阿部:切り分けて模様が出てきた瞬間、みなさん「おーっ!」と喜んでくださるのがとてもうれしいですし、私もどんな模様が出てくるのか、いつもワクワクしています。よく「複雑で難しそう」とか、キャラクターの図柄などが紹介される機会も多く、「若い人の料理」と思われたりもしますが、基本は「太巻き寿司」なのでベテラン主婦の方などはコツを覚えられると、私より手早く作られます。一方で、小さなお子さんも一緒に作ることができますし、小学生くらいになれば子どもたち同士でも作れますので、幅広くみなさんに楽しんでいただける料理であることだと思います。実はお父さん方も「これはどういう構造になっているのだろう」と難しい顔で「飾り巻き寿司」を分解されるたりもするんですよ(笑)。

おいしい「飾り巻き寿司」はお弁当にもぴったり

-見た目が美しいと食欲も湧きますね。

阿部:「飾り巻き寿司」は料理ですから、やはり美味しく食べて頂くことが大切だと思っています。例えばすし飯をピンクに色付けするためにつかっている「おぼろ」は、白身魚を炒って作られた寿司用の素材でわが家では人気の食材です。また、お好きな「ふりかけ」を美味しさと手軽な色付け食材として使ったり、お子さんの好きな具材を使って作ってもよいと思います。キャラクターの目としてチーズを使うのですが、色味だけでなくチーズとすし飯の相性はぴったりで、とても美味しいのです。作るのに手間がかかると思われがちですが、子どもが好きな具材や、食べさせたい具材を入れて巻き上げた「飾り巻き寿司」は、おかずいらずで見た目もかわいくボリューム感もあって、お弁当にもおすすめです。

「小鬼」の飾り巻き寿司を作ってみよう

-「飾り巻き寿司」を作ってみたいのですが。

阿部:それではもうすぐ節分なので「小鬼」をご紹介いたします。

<材料>

・すし飯(ピンク):すし飯+おぼろ(鮭フレークなども可)
・すし飯(緑):すし飯+のり塩ふりかけ(緑色のふりかけなども可)
・海苔:約3枚
・魚肉ソーセージ(小鬼の口)
・玉子焼き(小鬼の角)
・山ごぼう(小鬼の鼻)

<作り方>

・顔のパーツ作り(それぞれのパーツは長さ10cm)
 ①目:すし飯(ピンク)の細巻きを作り、縦半分に切っておく(※写真A)
 ②鼻:山ごぼうを海苔で巻く
 ③口:ソーセージを縦半分に切って、全体を海苔で巻く
 ④角:玉子焼きを二等辺三角形に切り、全体を海苔で巻く
 
・顔作り
 ⑤顔のパーツを準備したら(※写真B)、海苔にすし飯(ピンク)を敷き、目(①)、その上に鼻(②)、その上に口(③)のパーツを置き、すし飯(ピンク)を補いながら丸く整える(※写真C)

・組み立て
 ⑥海苔の両側を数cm空けて、すし飯(緑)を敷き、真ん中に顔(⑤)、その上に角(④)を置き、角の両側にすし飯(緑)を置く(※写真D)
 ⑦巻きすでしずく型になるように全体を整える(※写真E)
 ⑧切り分ける(※写真F)

「飾り巻き寿司」を囲んで楽しい時間を

-「飾り巻き寿司」をどんな風に作って食べてもらいたいと思いますか。

阿部:今回は節分にあわせて「小鬼」を作りましたが、様々な模様や花、キャラクターなどの作り方があります。例えば「花」の作り方を覚えてしまえば、花びらにあたる部分の色や形を少し変えるだけで色々なものが表現できるなど、基本がわかれば自分でアレンジをして楽しんでいただけます。どんな形が現れるか、出来上がりを考えながら作るのも楽しいものです。これから春にかけては卒業・入学などのお祝いごと、ひな祭りやこどもの日にちなんだ飾り、梅雨になればカタツムリ、ハロウィンやクリスマスなどのイベントと季節ごとにも、もちろん日頃の食事やお弁当で飾り巻き寿司を作って、みなさんで美味しく食べて、楽しい時間を過ごして頂ければ嬉しいです。